EMI'SBOOKS批評 |
読んだ日 | 題名 | 著者名 | コメント |
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2003年1月 | 北のサラムたち | 石丸 次郎 | 筆者は北朝鮮と中国の国境付近で北朝鮮難民へのインタビューを繰り返す。
また、北朝鮮難民の駆け込み亡命を同行取材したときの記録。北朝鮮難民で元在日朝鮮人の方へのインタビューでは、帰国事業で北朝鮮へ渡った時の衝撃の事実を記録。 著者は、長年北朝鮮だけを取材しているジャーナリストなので、多様な視点から説得力のある真実みあるルポとなっている。また、描写も細かく、緊張感が伝わってきてひきこまれる。。詳しくは私が大学でこの本を紹介するプレゼンをしたときのレジュメで。 |
2002年12月 | ホームレス人生講座 | 風樹 茂 | 国際化が進む今、私たちは国際社会に目を向け、発展途上国へも注目している。国際ボランティアなどで途上国の子どもたちへの援助活動など様々な取り組みがなされている。
このような活動はすばらしい。しかし、私たちは日本についてどれだけ知っているだろうか。日本の社会は果たして幸福だろうか。 こんな想いから私は、この本を手にとった。ホームレスさんのたどった個人史から日本の社会を見つめる本です。日本は大切なものを忘れかけている。開ける無縁地獄への道発展国、日本。 |
2002年11月 | やさしさの精神病理 | 大平 健 | 著者は精神科医であり、患者との往診から分析した現代の病気の根源を探る。
これもまた、上記の本と関係する箇所もある。”やさしさ”は時代と共に変化する。無縁地獄へ走る私たちの”やさしさ”とは。 何が大切なのかな・・・。とても考えさせられる本でした。 |
2002年7月 | ベトナムロード | 石川 文洋 | これは、私がベトナムに行く前に読んだ本です。石川文洋氏は、私をベトナムに連れて行ってくれたM氏の尊敬するジャーナリストで、M氏の勧めで読みました。
石川文洋氏はベトナム戦争で両軍に従軍した戦争カメラマンで、ベトナム旅行記に出てくる戦争証跡博物館に写真を展示している方です。この本は、ベトナム戦争後、彼が訪れたベトナムの様子を伝えている本です。 |
2003年4月 | 新訳ピノッキオの冒険 | カルロ・コッローディ | ピノッキオってディズニーのオリジナルだと思っていた。小さい頃にディズニーの絵本で読んだことがあったけど、どんな物語なのか全然思い出せなかった。 実はこんなに異色な児童書だったんだと驚かされました。不安定なイタリアの陰も垣間見える。 大人の仲間入りする直前に読み、何か子どもを離れる踏ん切りがついたような気がしました。大人必読☆ |
2002年11月 | アルジャーノンに花束を | ダニエル・キイス | これはドラマ化してて有名。ドラマは一回だけ見たけど、本のがいいと思います。生々しい人間関係があります。
最後のほうは、どうしたら良かったんだろう、と混乱をきたしました。主人公は人口は知能が上って、よかったんだろうか。人はそれぞれどんな状況であれ、その人のいいところがある。 明確な答えなんてでないけど、人生かけて私なりに“私の大切”を探そうと思いました。大切の連発ですが。。 |
2002年10月 | ハリーポッターと賢者の石 ハリーポッターと秘密の部屋 ハリーポッターとアガズバンの囚人 | J.K.ローリング | ハリーシリーズですが、ほんまにこの本はすごいと思います。
もっと幼いときにこの本と出会ってたら、もっと楽しく読めたんじゃないか、と三冊とも想像力の低下という老いを感じながら読みました。 これは考えるどうのこうのじゃなくて、もう本という娯楽の最高峰だと思う。不思議な世界とハリーたちの緊張感が私の頭の中に広がるし、絵を描きたくなるようなイギリスくさい色彩がめっちゃ好きです。 またハリーにたくさん教えられることもありました。元気になる。最初、「子どもの本でしょう。」と小ばかにしていた私が恥ずかしいです。今これを読んでいてまだ小ばかにして読んでない人。映画だけ見た人。だまされたと思って読んでみてください!この時代に生きてて読まないともったいない。注)出版社の回し者ではありません。 |
2002年10月 | 冷静と情熱のあいだBlu Rosso | 辻 一成 江國 香織 | 映画化して有名な恋愛小説。映画ではイタリアの美しさが映像で再現されて、映画も小説も負けず劣らず素敵です。ちょっと小説過ぎるところもあるけど、それも味になってるすごいものです。
恋愛にも何事もタイミングがある。今を生きる。この今を大切に生きなきゃいけないな。と教えられました。 |
2002年5月 | オレンジの壺(上・下) | 宮本 輝 | 人間はずっと変化し続けてほしい。それは辛いこともあるかもしれないけど。
推理小説みたいに読み進めていったけど、結局筆者の言いたかったことは、別のとこにあった。という楽しい本です。”やられた〜”と思いました。 高校生の時通っていた塾の先生が好きな本で、読んでみました。 |
2002年4月 | こうばしい日々 | 江國 香織 | これはオススメ度としては劣るけれど、教育関係の仕事に就きたい方には読んでみていい本かと思います。
生意気な(口が悪いですが…)小学生の視点が新鮮です。 |
2002年7月 | アンネの日記 | アンネ・フランク | これは、日記をつけることが人にどういう影響を及ぼすか、と考えていたときに読んだ本です。
アンネにとって日記は唯一なんでも赤裸々に話せる友達だった。日記の存在は彼女には大きかった。日記は閉鎖された家で、明日の命もわからない状態でも自分自身をしっかり持ち、複雑な人間関係の中で、恋もして、勉強もして、アンネの強さを支えたと思う。 ユダヤ人迫害という歴史的悲劇を背景につづられた一人の少女アンネの日記は、時代を超えて世界中の人々の心に彼女を生きさせた。日記は、生き続ける。究極に内向的で実は外向きの自己主張なのでは?? アンネの強さには胸を打たれました。 |
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